「シャッポを脱ぐ」というのは、悪いことが露見して降参する、負けを認める、といった意味があります。

(山口謠司の語彙力がないまま社会人になってしまった人へ)




政治の例

与党も野党も関係なく、あの議員のスピーチにはシャッポを脱ぐよ。


敵対していた候補が、被災地で無償ボランティアを続けていたと知り、思わずシャッポを脱いだ。


世論の逆風を受けても政策を曲げなかった。その覚悟にはシャッポを脱ぐしかない。



ビジネスの例

あのスタートアップ、資金ゼロからここまで伸ばしたのは本当にシャッポを脱ぐ。


競合を出し抜くアイデアの速さ、あれは正直シャッポを脱ぐね。


クレーム対応をあそこまで丁寧にやるとは、うちの社員も見習うべきだ。シャッポを脱ぐよ。



アルバイトの例

忙しいランチタイムに、あの新人が一人でホールを回してた。あれはシャッポを脱ぐわ。


バイトなのに売上データを自分で分析して改善案まで出してた。完全にシャッポを脱ぐレベル。


どんな客にも笑顔を絶やさない。あの姿勢には先輩としてもシャッポを脱ぐしかない。