有機野菜ビックリ教室: 米ヌカ・育苗・マルチを使いこなす



新規就農28年の有機栽培農家直伝、誰でもできる野菜作り。どんな野菜でも苗を育てて、身近にある米ヌカやマルチを使うのがコツ。


タネが危ない



手塚治虫『火の鳥』初代編集者となり、我が国で唯一、固定種タネを扱う専門店三代目主人が、日本農業を席巻するF1(一代雑種)技術が抱えるリスクを指摘、自家採種をし、伝統野菜を守り育てる大切さを訴える。


これならできる!自然菜園―耕さず草を生やして共育ち



家庭菜園では、無農薬・無化学肥料の有機栽培から、無農薬はもちろんのこと耕さず除草せず肥料もやらない、自然の理にかなった自然農や自然農法による栽培法に関心が高まっている。著者は自然農法や自然農、十草農業に学び、草は野菜が自立するまで刈って敷く草マルチ法、草に負けない野菜の根に根性をつける種まき・定植・水やり・施肥法、通路には緑肥をまいて草マルチに、コンパニオンプランツとの混植・輪作、生える草の種類から土のステージを判断した適地適作など、だれにもできる野菜37種の自然共存型の自然栽培法を提唱する。


日本を破壊する種子法廃止とグローバリズム



今、日本の食料自給が重大な危機に直面している。しかし、多くの日本人はそのことを知らない。
「種子法(正式名称:主要農作物種子法)」によって保護されていた、稲、大麦、はだか麦、小麦などの作物の種が脅かされているのである。
種子法が廃止されることによって、これまで都道府県が行っていた種子の生産・普及が民間でも行うことができるようになる。
しかし、そのことによって穀物メジャーによる日本の農業への参入を招き、日本の食糧安全保障、食糧自給、そして食の安全が揺らぐ危険性も孕んでいる。
種子法は2018年4月1日に廃止されることが決定しているが、このことを報じたマスコミはほとんどない。
日本の食料自給が脅かされている今、この問題に着目しなければならない!
本書では種子法廃止と世界を飲み込むグローバリズムの弊害を解き明かす。

宮城県内で無農薬の野菜を買えるところはどこ?