人体はこうしてつくられる――ひとつの細胞から始まったわたしたち人体はこうしてつくられる――ひとつの細胞から始まったわたしたち



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【仲野徹先生絶賛! !】
(大阪大学大学院教授、『こわいもの知らずの病理学講義』著者)
「素人にも玄人にも面白い、ドーキンスにもひけをとらない説明の巧みさ!
読了後、自分がどうやってできあがってきたかを知ったあなたは、
感動とともに、自分のからだに心からの敬意をはらうはずだ」
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もっとも身近なワンダーランド!

人体は複雑極まりないが、すべては受精卵というひとつの細胞から始まる。
建築物には存在する設計図面や現場監督が不在のなか、
この直径0.1mmの小さな物質はいかにして人間になるのか?
遺伝子はどう働き、神経や血管、骨、筋肉はどのようにつくられるのか?
受精卵の細胞分裂から、各器官が次々に形成されて人体が完成するまでの過程、
さらには成長し、生命が維持される仕組みまでを克明に綴り、
未知の部分の多いヒトの発生過程という、
難解で神秘的な生命現象の一般向け解説を目指した、野心的試みの科学読み物。

(以下はアマゾンレビューより)

なんて素敵な本なんだろう。
(表紙がキモいけれど……)
人体発生学ていう高価な難しい本を買わなくてもリーズナブルに発生の神秘が楽しめます。
しかし胚発生の神髄が細胞の遊走だったとは。
ゆーそ、ゆーそ!働く細胞の好中球お得意の遊走ですよ。
びっくりしたなぁ!
また、遊走の基本原理は、アクチン・ミオシンのモーター蛋白だったとは!
これも驚いたなあ、アクチン・ミオシン系列とはあの筋繊維で有名な仕組みですよね。
単細胞生物のアメーバ運動が、多細胞生物では組織されて筋繊維になっていたんですね。
そう考えると楽しくて仕方が無い本です。
また、人体の設計図はDNAでないことがよく分かりました。
あえてDNAを例えると、お母さんお父さんの遺産が詰まった道具箱かな。
ピタゴラスイッチ(ルーブ・ゴールドバーグ・マシン)のトリガを最初に引くのは、お母さん由来の蛋白が詰まった受精卵子。
そういう意味では、母は偉大です。
あとは胚発生中の各細胞がDNAから使える道具を引き出しつつ、発生シナリオがカスケードに進みます。
いわばこれは(多細胞)生物進化6億年の試行錯誤というエッセンスを詰め込んだ時間記憶のようなもの。
細胞分化がすすむとエピジェネティックにDNAの特定遺伝子にロックがかかって使える道具が減っていきます。
それが細胞分化ってこと。
また原理として、個体発生は、系統発生を模倣することも再確認できます。
俺みたいに古生物学が趣味の人間にもオススメかな。
いやぁ、久々に出会った楽しい本でした。
(表紙がキモいけれどw)

(以下はTwitterより)













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